廃線跡探訪 番外編
(祇園新橋通〜白川南通)
新橋通
 祇園界隈で最も情緒にあふれる新橋・白川付近一帯は,国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
 そのうち,花見小路から西へ向かう新橋通りは,両側に伝統的な建物が並び,路面も一面石畳の道として整備され,一段と趣のある風情を醸し出しています。
 この石畳が京都市電の敷石を再利用しているもので,昔ながらのお茶街らしい風情を保つ手助けとなっています。

[平成17年7月]

白川南通
 新橋通りより一筋南側,まさに白川沿いにある通りが,この白川南通りです。この通りも京都市電の敷石を使った石畳を再利用しています。

 ここは新橋通りよりも若干広く,両側に桜の木などが植えられて,春には見事に桜が咲き実に綺麗です。

[平成17年7月]

 
巽橋
 新橋通りと白川南通りが交差する地点に辰巳大明神という小さな神社があります。辰巳稲荷と紹介されていますが,実は狸を祭神として祀っているということです。
 その辰巳稲荷の南側に「巽橋」という橋がかかっています。テレビドラマのロケなどにたびたび登場する橋です。小さな橋なので見逃しがちですが,低い欄干が周りの景色と石畳に見事に調和しています。この日も某テレビ局が橋の向こう側から撮影をしていました。

[平成17年7月]

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