京都市電全車輛形式一覧

型式:500型
N
伏見線にて

路線の拡張と共に,輸送量拡大のために製造されたのが,この500型である。

それまで,単車の1型しかなかったが,いきなり大型ボギー車が登場したのである。京都市電では,後に登場する1000型に次いで大きい車両である。

全長は13,563mmで,車体の両側と,中央に両開きの出入り口を設置していたのが大きな特徴である。

この中央扉は,戦後閉鎖し座席を増設した。

伏見・稲荷線廃止の昭和45年まで活躍した。

型式:500型(514型)
N
梅津線にて

上記500型のうち,514〜517号車の4両は,後に中央扉をなくして小型に改造された。一般に514型と呼ばれる。

外観上も,単に中央扉をなくしただけでなく,前面の丸みも少なく,まったく違う形式のようなイメージがある。

主に,梅津線に使用されていた。

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