廃線跡探訪 番外編
(同志社大学 寒梅館)
 今出川通りに面した同志社大学の正門の石畳が市電の敷石だということは,ここでもお話していますが,烏丸通りに面したところには寒梅館という建物があります。

 元々ここには大学会館があったのですが,2004年に建て替え工事が行われ,同志社らしい煉瓦作りの建築物に生まれ変わり「寒梅館」と名付けられました。
 この寒梅館の正面入口の通路にある煉瓦とお似合いの石畳。
 元々,旧学生会館の入口や駐車場で使われていた石畳を新しくなった寒梅館でも流用しているのですが,実はこれこそが元京都市電で使われていた敷石なのです。

 この他,寒梅館建て替え時には,この敷地から上杉本洛中洛外図に描かれている室町幕府将軍邸・室町殿に関わると思われる石敷きの遺跡も発掘されており,これらもここに常設展示しています。

[平成25年9月]
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