七条線の廃線跡探訪 |
(七条大橋付近)
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京阪電車と京都市電は,伏見線,七条線,四条線の3箇所で平面交差していました。 この七条京阪は,京阪線の平面交差として最後まで残っていた箇所です。通勤・通学の人はもちろん,観光のために大阪方面からきた京阪電車の乗り継ぎ客が,この停留所で溢れかえっていました。 [昭和53年] |
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当時は京阪は鴨川沿いを終着の三条駅まで桜並木を見ながら走っており,桜の季節は本当に車窓を眺めるだけで花見ができるほどでしたが,その京阪電車も現在は地下化され,現在はすっきりし過ぎるくらい 風景が変わってしまいました。 京阪電車の線路跡は,現在は鴨川沿いの遊歩道となっています。 [平成15年3月] |
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七条大橋の東側をよく見ると,線路がまだ埋まったままで,一部分が道路に露出していることがわかります(写真左)。廃止後は,敷石も線路も撤去されていますが,撤去予算の関係なのか,東山通りも線路の基礎が埋まったままだそうです。 今年見てみると,線路部分が埋められていました。昨年(2018年)11月,七条大橋が国の有形文化財に新たに登録されることになりましたが,線路は撤去されることになるでしょうか..少し心配です。 [2019年1月] |
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七条大橋の停留所です。京阪の七条駅の東側に停留所がありました。 ここから東へ博物館や三十三間堂を横に見ながら走りますが,結構な坂道になっているのが分かります。 [昭和53年] |
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この辺りは,若干通り沿いの建物に変化がありますが,高いビルが建ち並んでいることもなく,そんなに大きな変化があるようには見えません。
[平成15年3月] |
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