七条線の廃線跡探訪 |
(東山七条)
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博物館・三十三間堂を通り,緩やかな坂を登ったつきあたりに智積院の山門が見えます。ここから,八坂方面行きの市電は左折し,東福寺方面行きの市電は右折していました。この山門前の階段は,その市電の姿をカメラに収める絶好の撮影地でした。
この智積院の隣の坂は誰が言い出したか通称“女坂”とも呼ばれ,この近くにある京都女子学園(京女)に通う女子学生が坂を登る姿が今も昔も見られます。もちろん,当時の彼女達の通学の足は市電であり,セーラー服が停留所に溢れていたことを思い出します。 [昭和53年] |
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現在も,智積院の山門と白壁は当時と変わらぬ姿でこの付近を見守っています。
[平成15年1月] |
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