大宮線の廃線跡探訪

(大宮高橋付近)

四条大宮  
七条大宮  
大宮高橋  
九条大宮  
N 廃止前の昭和47年ごろです。
この新幹線とのオーバークロスは,時代を象徴するワンショットですが,バックの新幹線の0系も既に無きものとなり,今では遠い過去の風景となってしまいました。
この七条大宮〜東寺間の高橋は,信号もなく,市電に乗ると快調にスピードを出して走っており,運転席の後ろに立っていると,ちょっとわくわくしたことを記憶しています。

[昭和47年頃]

現在は,写真右手の建物がそのまま残っています。
新幹線も今や,100,300,500,700系とバラエティに富んだ種類となりました。
写真では分かり難いですが,市電の架線柱が撤去されることなく残っており,廃止後26年経った今も当時の姿を偲ぶことができます。大宮線に唯一残された市電の遺跡です。

[平成12年3月]

上の写真にある高橋を逆方向(北から南)から写した写真ですが,こちらの方が架線の状況がわかりやすいと思います。
残念ながら今は架線柱が2本しか残っていません。

[平成24年1月]

大宮線(H12) これは平成12年の時の写真です。この頃は8本も架線柱が綺麗に残っており,線路があれば今にも市電が走ってきそうな錯覚すら感じました。

[平成12年3月]

ちなみに撤去した跡は,単純に切断しただけのもの(下左写真)や,街灯が設置されたもの(下右写真)もあります。
同じように撤去された大石橋の架線柱とは少し状況が違いますね。

[平成24年1月]

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