千本線の廃線跡探訪 |
(壬生車庫前)
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壬生車庫は,明治45年に京都の市営電車の営業開始と同時に開設された一番古い車庫になります。 系統盤の地色は赤で,トップナンバーの1号系統をはじめとする市内循環線を受け持ち,全ての市電はここを起点に設定していました。 [昭和47年] |
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現在の壬生車庫跡地は,大半が京都市の住宅公団の建物として利用され,ここに大きな市電の拠点車庫があったとは思えません。一部は,今でも市バスの車庫として利用されているため,市バスの停留書名は未だに「壬生車庫前」であるのが,ここに市電の車庫があった名残かもしれません。
[平成15年3月] |
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実は,この車庫の入口辺りですが,ごらんのように線路の上からアスファルトを埋めたままで,二本の轍が残っているのが分かります。一部敷石も姿を見せているのも確認できます。 どうか,記念に保存してもらいたいものですが… [平成17年8月] |
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上述した通り,壬生車庫は京都の市営電車の営業開始と共に今も残る一番古い車庫です。 このことを記念した石碑「京都市市営交通事業記念碑」が,壬生車庫の事務所入口の隣りにひっそりと立っています。 [平成17年8月] |
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