保存車両現況
型式 車番 最終確認日 保存場所
1900型 1931 2005.10.27 広島電鉄:広島市
全廃後,他の1900型と共に広島電鉄に売却。
車番変更され広電「1915」として,現役で活躍中。
広電1915 譲渡当時,京都市電の各車両に京都にちなんだ愛称名が付けられた。1915の愛称名は「鞍馬」。

[撮影:2005.5.13]

京都市電時代の広電1915(車番は1931号)。

写真では分かり難いかもしれないが,広電に譲渡するにあたり改造された箇所は数カ所にも及ぶ。

行先表示幕の大型化,ワンマンカー表示の撤去,ビューゲルのZ型化,扉部の塗色変更,前後部中央窓のHゴム化,その両横の窓も固定化した上で上部に通風用可動窓がつけられた。 さらに側面向かって右端の窓は開閉不可だったが,開閉可能になった。また,出口扉の戸袋部は窓が設置され,扉上部には車番が入れられている。また,譲渡当時は,各車両一台毎に,京都に因んだ愛称名が付けられていた。

なお,現在は全車両にクーラーが設置されている。

他社より広電に譲渡されてきた車両には,全て譲渡元の社章と銘板が設置されている。

ごらんの通り,旧京都市電1900型には,京都市電の社章(市章?)と元京都市電である銘板が,車体側面中央出口横に設置されている。

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