520号同様，屋根のない場所で，永年の雨風にさらされ，ごらんの通り，見るも無残な状態で保存されてある。裏山がゴミ置場となり，車体1/3が埋もれてしまっている。ビューゲル，台車は残っており，市章も確認できた。

　この状態で，いつまで保存され続けるのだろうか。
　N25は，無理にしても，この500型は，ある程度の復元ができると思われるので，なんとか生き残って欲しいものである。

　ごらんの通り，車番を確認。（これがなかったら，どちらが520でどちらが527か分からなかった）。
　これも，窓ガラスは無残にも割れ，破片が車内に散らばっていて，ロングシートに座ることはできなかったが，以外とN25号ほどの荒れようではなさそうだ。しかし，天井に大きなススメバチの巣が作られていた。夏に車内に立ち入ると危険であろう。
　ある程度，つり革も残っていたし，懐かしい「祇園平八」の広告も確認でき，しばし，車内で懐かしさを味わってしまった。