稲荷線の廃線跡探訪 |
(京阪平面交差付近)
|
![]() |
専用軌道を東に進むと,やがて稲荷駅手前で京阪電鉄と平面交差します。当時市電は,ここで一旦停止し,安全確認の後,京阪との平面交差を行います。 この写真は,稲荷駅側から西向き(勧進橋方面)を写した写真です。写真左手には,安全確認のための小屋が建っていました。事故防止用のポイントも見えます。 |
|||||||||
![]() |
現在は,平面交差地点の両側とも,児童公園になっています。 左写真は,上写真とほぼ同じ位置の,東側(稲荷側)公園より写したものです。京阪の特急がその横を駆け抜けていきました。 |
||||||||||
![]() |
京阪電鉄の線路側から見た平面交差のあった地点を撮った写真です。この3階建ての建物があったところに安全確認用の小屋が建っていました。その隣の市電の廃線跡には倉庫(下写真参照)が建っており,ここより西側は今では見ることができません。 | ||||||||||
(京阪平面交差西側付近) | |||||||||||
![]() |
![]() |
平面交差西側から写した現在の風景です。現在では,師団街道を超えたところでT字路となって道路が終わり(写真左参照),そこから先は児童公園(写真右参照)になっています。公園の東側には倉庫が建ち,行き止まりになってしまって,京阪電車も見えません。 | |||||||||
![]() |
この公園の両側に辛うじて,ここが築堤であった証拠である石垣が残っています。稲荷線の唯一の廃線跡です。 [平成12年3月] |
東高瀬川付近へ | 戻る | 稲荷へ |
Copyright (c) 2000-2011Hiroshi Nakamura All Rights Reserved