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堀川沿いをさらに北上すると，やがて二条城が左手に見えます。幕末の大政奉還の舞台となったお城です。 堀川沿いの車窓から見える柳の向こうの城壁が，とても風光明媚な区間でした。 明治後期には，堀川線から二条城の南を二条駅へ向かう城南線が走っていました（明治45年廃止）。 ［昭和32年頃］ |
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現在は，二条城前より北では，堀川は埋めたてられることなく残っています。川の西側には今も柳の木が並んでいますが，川の東側，つまり市電が走っていた跡は，ごらんのように木が植えられています。 ［平成15年1月］ |
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上の写真に見える橋の上から逆方向を写した写真です。 当時は堀川には水がまだたくさん流れており，堀川沿いには古めかしい木造家屋が立ち並んでいて古都の風情を醸し出していました。 ［昭和32年頃］ |
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現在は，堀川は辛うじて残っているものの，川底はコンクリートで整備され，水もほとんど流れることがありません。川沿いの民家もほとんど建てかえられており，右端に見える家だけがなんとか残っています。 ［平成15年2月] |
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