京電・鴨東線の廃線跡探訪 |
二条疎水端付近
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二条通りを東に進むと,いよいよ岡崎付近まで来ます。疎水を渡れば京都会館や平安神宮の横を通りますが,電車はここで疎水に沿って右折し,一旦南に下がります。 首都が移転し,明治に入ってから火の消えたような京都の町でしたが,疎水の開削とそれに伴う水力発電事業で息を吹き返し,その発電を利用してこの電気鉄道が開通することができるようになったわけです。この疎水は琵琶湖から東山を貫通して京都に引かれ,この岡崎公園から鴨川に流れています。 |
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疎水沿いには木々が植えられ,その向こうには国立近代美術館や京都市勧業館,府立図書館などが並んでいます。いずれも当時はまだ建設されておらず,あったのはまさに開通の年に作られた平安神宮だけでした。 [平成17年9月] |
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