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明治28年4月の開通時に，木屋町二条の交差点を右折した路線が先に開通しましたが，その3ヶ月後の7月，左折する路線が開通します。 最終的に堀川中立売へ向かうので，中立売線と呼んでいますが，一気に開通したわけではなく，寺町通りから丸太町通りを経由し，順次，烏丸通り，下立売通り，そして堀川通りを経て，堀川中立売に向かって開通して行きました。 後年この路線は，西洞院通り経由の堀川線（北野線）の開通により，市内を循環する路線（京都駅〜木屋町二条〜堀川下立売〜四条堀川〜京都駅）として完成するので，当時は市内循環線と呼ばれていたようです。 とにかく電車は，鴨東線とは反対方向へ，二条通りを西へ進みます。 [平成17年8月] |
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